2011年12~2012年1月へ

2012年2~3月極寒・大雪の冬から、ついに3年目のシーズンへ!

<2月1日~5日 スキーレンタルの出稼ぎアルバイト>
2012年2月2日(木)
台所の排水が毎朝凍結しているので(臭いが上がらないよう水で遮蔽している、いわゆる「排水トラップ」の部分)、洗い場の下にグラスウール(断熱材)を詰める。これで凍結が起こらなくなればいいのだけど…。
2012年2月3日(金)
排水、今朝はしばれておらず。グラスウール断熱作戦、成功かな!?
<2月6日(火)、7日(水) 函館本線の駅描き出張 砂川、豊沼>
2012年2月8日(木)
大工への第一歩!?寝室の家財道具を移動させ、畳をめくり、家の中が一室作業場になった!これから少しずつ、家を良くするための大工作業に手をかけていこう。
2012年2月8日(木)~12日(日)
毎夕1時間超の雪はね。軽く汗ばんで気持ちいいけどね。
<2月10日(土)~12(月) 富良野の陶芸家さんの工房にて、陶器の絵付け>
2012年2月14日(火)
さらに雪はね、しかし、吹きだまると雪が締まって厳しい…。
<2月14日(日)~16日(木)、18日(土) スキーレンタルの出稼ぎアルバイト>
2012年2月15日(水)
猛吹雪、大荒れの一日。翌日(16日)、富良野市内でのハウス倒壊の話があちこちで。農家にとっての雪の怖さと被害を思い知る。
【コラム34】雪害
5000棟…!?耳を疑う数字である。新聞によると、道は今冬の大雪による農業施設被害見込み額、19億3400万円と発表。ビニールハウス等の倒壊・一部損壊は85市町村の5830棟!そのうち、空知・石狩管内が86%を占めるという。豪雪地帯で有名な岩見沢エリア。この冬の大雪で岩見沢市で1516棟、美唄市で1082棟のハウスに被害が出た。ビニールをかけた後に雪が降り、重みでつぶれるというのはまだ理解できる。でも、今年はビニールをかけていない鉄骨のままの状態でも雪につぶされたと聞く。これでは対処のしようもない。農業が運を天に任せる仕事であることは常々感じるところであるが、しかし春の初め、さぁスタートだという時に育苗をするハウスがつぶれてしまうというのは、あらゆる面でダメージが大きい。気持ちまで挫かれてしまう。
強い風も訪れ、雪害、遅霜、油断ならない季節である春。どうかこの困難に負けることなく立ち上がり、素晴らしい作物の収穫に向けて一歩ずつ歩を進めてもらいたいと願う。
2012年2月18日(土)~24日(金)
普段使っている雪はねショベルから、ママさんダンプでの除雪へ。春に向けて早く雪がなくなるよう、家の前の川のほうへ雪を持って行って落とす。雪はねも新たな段階へ。
<2月20日(月)~24日(金) 富良野の陶芸家さんの工房にて陶器の絵付け第2ラウンド>
2012年2月21日(火)
雪はね少々。春が近くなって、昼に少し解けては朝晩でしばれ、カチカチ。気力が奮い立たず、途中で終えた(‐_‐)。
2012年2月23日(木)
大工仕事も少しはやる気になったところで、今年の寒かった冬を教訓に、家の断熱を自分で手掛けることに。その第一段階として、チューさんとデジ兄を家に呼び、断熱の仕方(大壁工法)と材の見積もりをお願いする。
2012年2月25日(土)
車庫と家の屋根の雪下ろし。だいぶ積もっているのに放ったらかしにしていた屋根の雪。各地でハウスやD型倉庫が雪でつぶれたという話を耳にし、下ろすことにした。作業してみるとやはり相当積もっており、実際結構危険な状態だった。手遅れにならなくてよかったとつくづく思う。
<2月26日(日)~29日(水) スキーレンタルの仕事で阿寒湖へ2泊3日の出張>
2012年2月29日(水)
阿寒湖から戻ってくると、なんと風呂場の水道管に亀裂が!!どうやら管の中に水が残っていて、しばれて亀裂が入ったようだ。水も落として行ったのに…。26日は-20℃まで下がったというから、その時だろう。初めての箇所。また対策を要検討だ。
2012年3月1日(木)
札幌にて、『いいね!農スタイル』2号刊行の集いに参加。さまざまな形で農に関わる人たちに出会う。代々農家の方、新規就農の方、資材や堆肥など「材」を扱う人、自家菜園を作る人、農の現場をメディアに取り上げる人、農に関わるグッズを作る人、取れた作物で料理を作る人等々、「農」というキーワードからこんなにも色んな分野の人が集まるんだと感心。新たな出会いもあり、いい集いだった。
2012年3月2日(金)
毎年働いているスイカ農家さんでスイカの接ぎ木。いよいよシーズンの始まりを感じる。さぁ、あの素晴らしい収穫の夏に向けて出発だ!(スーパーマンさんが来てくれ、風呂の水道管を直してくれた。風呂場の排水までしばれていて、そこも解かしてくれた。風呂場の配管そのものに問題があるらしく、いずれ直すことになるだろう。)
<3月3日、4日、6~8日、10日 スキーレンタルのアルバイト>
2012年3月5日(月)
雪解けが進み、融雪剤もあちこちの畑に広く撒かれていた。しかし、夜になって台風のような大風が吹き、道路も至る所吹きだまりが。家の敷地も吹きだまりだらけで、明日の朝は車を出せるかなぁ…。
2012年3月6日(火)
昨日の吹雪で玄関に雪が吹きだまり、玄関が開かず窓から出る、の朝(T_T)。
2012年3月7日(水)
屋根からの落雪で汲み取り便所の臭気抜き(換気扇)のコンセントが抜ける。玄関に臭気が漏れてくるほどで、とてつもなく臭い(ToT)! 便所の臭気抜きの大切さを思い知る。
2012年3月8日(水)、9日(木)
この先の好天を見越して融雪材を撒く。前の家の持ち主さんが納屋に置きっぱなしにしていたもの。融雪材を撒くのは初めてだけど、果たして効果のほどは!?デジ兄、家の断熱の資材の見積書を持ってきてくれる。しかし、大工仕事もお金がかかるなぁ…。
2012年3月10日(金)
大工仕事にまずはどうしても必要なインパクトドライバーを、金物屋さんの見本市で購入。いいものを手に入れたけど、高い!まったく何をするにも、ただただお金がかかる…。
2012年3月11日(日)
春の陽気であまりにもうららかな一日。晴れて富良野スキー場のそばにあるスキーレンタルの事務所から眺める富良野岳の美しさ。あの日から一年。この日が訪れた。
【コラム35】東日本大震災から1年
ありきたりの日々が突然変わるということ。午前中はきっと何もなく穏やかな日々が営まれていたはずだ。気候もだいぶ暖かくなって、春の訪れに何となく心も弾むような…。でも、それは訪れた。そして、当たり前だった日常を奪っていった。
まだ雪の残る富良野から、遠くに向かって黙とうを捧げた。「日常」がいかに幸せかということをあらためて感じる。日々を無事に暮らせることに感謝すべきだ。そして、ただただ穏やかであれと、自然に、天に祈る。
2012年3月15日(土)
寒い家の断熱へ、資材を発注!資材センターでは頼れるデジ兄から断熱の行程を教わる。ふむふむ。まぁ何とかなるべ!
2012年3月16日(金)
スイカ農家の仕事が休みだったので、メロン農家M社長のもとに出張。早出ビニールかけ。2人での作業だったが、3棟かけられた。すでにビニールがかかっているハウスを覗くと、ムッとこもった空気と匂い。そして、土が見える喜び。確かにそこに春が感じられた。
2012年3月17日(土)、18日(日)
スイカ農家に戻り、接ぎ木。今年は根が付く率がとてもいいようだ。「苗の出来がいい収穫の7割を占めるんだよ」との言葉。深い。うーん。
<3月19日(月)、20日(火) 日高本線の駅取材旅行>
2012年3月21日(水)
デジ兄、トイレ部分の断熱資材を運んできてくれる。さぁいよいよ始まるぞ!
2012年3月22日(木)
書店にて、DIYの基礎の本2冊購入。まずは基礎。そして知識!勉強勉強☆
【コラム36】断熱
意外と、というか、北海道は暖かい。本州に行くと、気温ははるかに高いのに、どうしてか薄ら寒くて、「いやぁ、本州ってのも寒いことには変わらんよ。北海道よりも寒いくらいだよ」と冬に本州に出稼ぎに行った北海道の人たちも口にする。それは、やはり断熱によるものと断言できる。
家の断熱へのこだわりは、北海道はことさら強い。壁という壁にスタイロフォーム(発泡スチロールのようなもの)やグラスウール(短いガラス繊維でできた綿状の素材)を敷き詰め、窓も何重にもし、外壁のサイディングも断熱効果の高いものを使う。そしてストーブもガンガン焚く。おかげで家はぬくぬく。外は寒いけど、家でも店でも一旦中に入ればもう汗ばんでくるくらい暖かいのだ。
北海道に来て数年は、僕も本州人らしく家の中も寒々と、ストーブもまめに消したりして耐寒生活をしていたけど、だんだん北海道民らしくなってきて、今やついに「断熱断熱!」と言い始めるようになった。寒い冬を味わえば味わうほど、暖かさが恋しくなる。今年は農作業と絵描きの狭間で、少しずつ断熱作業をしていこうと思う。そして、家の中でもTシャツを着て、「寒い家なんてヤだよ」なんて、北海道の人のように口にするようになりたいと思う。
2012年3月23日(金)~27日(火)
いよいよハウスのビニールかけも本格的に。スイカの接ぎ木も。夜は身体が重く、痛い(T_T)。
2012年3月25日(日)~29日(木)
家のトイレの断熱作業。既存の壁に胴縁材を打ち、断熱材スタイロフォームやグラスウールをはめ込む。29日には断熱材を壁にすべて付け終わった。
2012年3月31日(土)
今度は寝室の断熱作業開始!初日は胴縁付けとスタイロフォーム入れ。雪もだいぶ解けた。薪置き場はもう薪もすっからかんになった。今年がいかに寒く、ストーブをよく焚いたかが分かる。
春の到来とともに、農作業もスタート!
拡大接ぎ木を始めると、いつも春を感じる。記録的な雪に見舞われ、寒さも例年になく厳しかったこの冬のおかげで、雪解けも遅い富良野と北海道。それでも、徐々に農作業は本格化。通っている農家さんでは、スイカの種まきから出た芽を夕顔に接ぎ木。一方でハウスにビニールをかけ、苗の定植準備。イマイ畑は融雪材を撒いたくらいで、去年にくらべても動き出しは遅く、気温が上がらないので作物の種まきも自重しているが、まぁ焦る必要はない。待つことも農業では大切なのだ。次回4月5月にもなれば、種まきからの定植をはじめ、畑作業がグンと増える。それまではもう少し準備期間。春本番に向けて、身体をじっくり整え、今シーズンをどういう形で進めていくか、今のうちに充分なビジョンを作っていこう!
2011年12~2012年1月へ